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「モーツァルト グラン・パルティータ」 CD

“グラン・パルティータ”は12管楽器とコントラバスのためのセレナードとも呼ばれています。原曲が作曲された当時編曲されたといわれる弦楽五重奏曲版はありますが、このCDでは、アマルコルド・クァルテット・ベルリンのヴォルフガング・ターリッツが、原曲に今一度立ち戻り、全パートを編曲し直し新たに弦楽五重奏にコントラバスを加え、オーボエ六重奏曲として2004年11月 代官山ヒルサイドテラス・プラザホールにて世界初演・初録音されたものです。(若尾圭介)

若尾 圭介(オーボエ)
ボストン交響楽団準首席奏者/ボストン・ポップス・オーケストラ首席奏者

マンハッタン音楽院ジョセフ・ロビンソン氏に師事、卒業後同学院で教鞭をとる。1988年創立のニューワールド・シンフォニー・オーケストラ(マイアミ)に同年入団。1990年ボストン交響楽団準首席兼任(第1オーボエ奏者)として入団。同時にボストンポップオーケストラの首席オーボエ奏者を兼任。更にニューイングランド音楽院で教鞭をとる。日本での活動としては88年より、“若尾圭介オーボエキャンプ”を毎年行っている。98年クリストフ・エッシェンバッハ氏とデビューCD「カンツォネッタ」をリリース以来、各地にて、同氏とのリサイタル共演を重ね、好評を博している。他には、オーボエ歌曲集「アベ・マリア」(日本コロンビア)、元ボストン・ポップス・オーケストラ音楽監督ジョン・ウィリアムス団のメンバーと室内楽を収めた『Keisuke Wakao and friends of the Boston Symphony Orchestra』(ペンタトーン、2003年)がある。近年では、スーパーワールドオーケストラ首席オーボエ奏者、2001年より代官山ヒルサイドテラス音楽祭、2005年大垣音楽祭室内楽の音楽監督を努めるなど、ソリスト以外にも様々な活動を展開している。

アマルコルド・クォルテット・ベルリン
ベルリン・フィルの中心的なメンバーによって構成された注目の弦楽四重奏団。一昨年来日したティム弦楽四重奏団の発展的解消を受けて、トーマス・ティムの代わりに、新たにアレッサンドロ・カッボーネをリーダーとし、03年アマルコルド・クォルテッド・ベルリンとして発足。すでに精神的な演奏活動を行っている。ベテラン、カッポーネの加入によるニュー・クォルテットとして、今後さらに充実した名アンサンブルを聴かせてくれるに違いない。

アレッサンドロ・カッポーネ(ヴァイオリン)
父親は元ベルリン・フィルのソロヴァイオラ奏者、ジュスト・カッポーネ。11歳でヴァイオリンを始め、10年後、ベルリン・フィル最年少メンバーとして入団。ソリストそして室内楽奏者として活発に活動を続けながら、93年から02年まで世界的に有名なベルリン・フィルハーモニー・シャルーン・アンサンブルとして活躍。03年からは、芸術的課題として弦楽四重奏団での演奏に力を注ぐようになり、この四重奏団のリーダーを務める。
ロマーノ・トマシーニ(ヴァイオリン)
ルクセンブルグ並びにパリ音楽院にて学ぶ。90年、ベルリン・フィルに入団。同年から5年間世界的に有名なクロイツベルク弦楽四重奏団のリーダーやフィルハーモニー室内楽団コレギウムのメンバーとして室内楽活動も行う。94年にターリッツとベルリン・フィルハーモニー弦楽三重奏団を結成する。
ヴォルフガング・ターリッツ(ヴィオラ)
80年若い演奏家のためのコンクール"ユーゲント・ムジツイエルト"にて優勝し、同年ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(S.チェリビダッケ)のメンバーとなる。83年ベルリン・フィル(H.Vカラヤン)に入団。94年トマシーニと共にベルリンハーモニー弦楽三重奏団としても活躍している。
ディートマール・シュヴァールケ(チェロ)
ピエール・フルニエに師事し、ドイツ連邦選抜若い音楽家のためのコンクールを始め、多くのコンクールに入賞。94年にベルリン・フィルに入団。ソリストとして、又フィルハーモニー弦楽ソロイスツや"ベルリン・フィルの12人チェスト達"ヴィンセント三重奏団等、様々な室内楽アンサンブルのメンバーとして活躍中。
ヤーヌシュ・ヴィジク(コントラバス)
1973年ボーランドに生まれる。ウラカウでの勉強のあと、96年ドイツへ移る。ケルン音楽大学に学ぶ。97年1月よりベートヴェンホールの管弦楽団首席に。ドイツでのコントラバス奏者のなかで最も若くして、98年ジュネーブ国際音楽コンクール第1位。99年北ドイツ放送交響楽団首席、01年ベルリン・フィルに入団。ポーランド、スイス、フィンランド、ドイツおよびイタリアでリサイタルを行う。またフィルハーモニー・カメラータ・ベルリンのメンバーとして室内楽でも活躍。

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ヒルサイドテラス+ウエストの世界
ヒルサイドテラス+ウエストの集合住宅としての魅力を、 都市、建築の両視点からとらえ、30数年に渡りゆっくりと熟成され続ける その空間構成を解説する。
モーツァルト グラン・パルティータ
ヒルサイドプラザホールにて演奏&録音された若尾圭介によるオーボエ六重奏曲。
若尾圭介と仲間たちのコンサートV
2002年5月ヒルサイドプラザにて行われたコンサートのライブ録音CD。名演奏をお楽しみ下さい。