文明の踏み分け道で考える――北川フラムと“アート”を語る
第11回 「パフォーマンスは大衆につながることができるのか」 ゲスト:相馬千秋(舞台芸術プロデューサー)
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『美術は地域をひらく――大地の芸術祭10の思想』発刊を記念して、北川フラムが様々な分野の第一線で格闘するゲストと語り合うことを通して、共有の意味、共通の世界風景を探るシリーズ。第11回は、舞台芸術のプロデューサーとして活躍する相馬千秋さんにご登場いただきます。
ゲスト | 森繁哉(舞踏家) |
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日時 | 2015年2月19日(木) 19:00-20:30 |
会場 | クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F) |
定員 | 50名(要予約) |
会費 | 一般2,000円 クラブヒルサイド会員/学生1,000円 |
主催・問合せ | クラブヒルサイド事務局 |
共催 | 現代企画室 |
登壇者
相馬千秋(そうま・ちあき)プロフィール
NPO法人芸術公社・代表理事。アートプロデューサーとして国内外で多数の舞台芸術のキュレーション、プロデュースを行っている。これまでの主な活動に横浜の「急な坂スタジオ」設立およびディレクション (06-10年) 、フェスティバル/トーキョー 初代ディレクター(09-12年)、r:ead(レジデンス・東アジア・ダイアローグ)設立およびディレクター (12年~)など。
北川フラム(きたがわ・ふらむ) プロフィール
1946年新潟県高田市(現・上越市)生まれ。東京芸術大学卒業。アートフロントギャラリー主宰。主なプロデュースとして「アントニオ・ガウディ展」、「子どものための版画展」、「アパルトヘイト否(ノン)!国際美術展」など。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭」、今年開催される「北アルプス国際芸術祭」「奥能登国際芸術祭」の総合ディレクターを務める。
イベント概要
今夏、第6回を迎える大地の芸術祭では、パフォーマンスや芝居がラディカルにダイナミックに展開します。都市中心の舞台芸術とは異なる、地域と深い関係性を築き、都会と田舎をつなぐ交流によって生み出される「祝祭の場」をどのように創出していくのか。パフォーマーたちは、制度の保護を離れ、「芸を売って」生き抜く「芸能の原点」に還ることができるのか――。「存在の現れとしてのパフォーミングアーツをどう成立させるかが、妻有が生き抜くカギ」と考える北川と、舞台芸術を通じて芸術と社会の関係性を問う相馬さんが語り合います。
関連シリーズ
文明の踏み分け道で考える――北川フラムと“アート”を語る
『美術は地域をひらく――大地の芸術祭10の思想』(現代企画室)発刊を記念して、クラブヒルサイド・ディレクターの北川フラムによるトークシリーズを開催します。グローバル化、効率化、スタンダード化する世界の流れにあって、アートの可能性はますます大きくなっています。本シリーズでは、様々な分野の第一線で格闘されているゲストと語り合うことを通して、文明の踏分道にある現在、共有の意味、共通の世界風景を探ります。
- 第1回 「北川フラムを批評/批判(クリティーク)する」 ゲスト:椹木野衣(美術評論家)終了しました
- 第2回 「思想は社会を動かせるか」ゲスト:東浩紀(思想家・作家)終了しました
- 第3回 「越境する表現者たち」ゲスト:都築響一(編集者、写真家)終了しました
- 第4回 「日本を離れてアートをやるということ」 ゲスト:川俣正(アーティスト)終了しました
- 第5回 <都市と地域の交換>はCSRとなりうるか ゲスト:高島宏平(オイシックス代表)終了しました
- 第6回 「福島から考える―やがてミロとなる子どもたちへ」ゲスト:尾田栄章(福島県広野町職員/元建設省河川局長)終了しました
- 第7回 「教育の視点から大地の芸術祭を考える」 ゲスト:柴田和豊(教育学者)終了しました
- 第8回 「動いていく地域と芸術」 ゲスト:苅部直(政治学者)終了しました
- 第9回 「大地の芸術祭はソーシャルビジネスか――バングラデシュ緑豆プロジェクトと響きあうもの」ゲスト:佐竹右行(グラミン・ユーグレナ CO-CEO)終了しました
- 特別編@市原湖畔美術館 「建築に何が可能か――場・移動・世界風景」ゲスト:原広司(建築家)終了しました
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