ライブラリーの目利きのお１人であり、ヒルサイドテラスの住人でもあるスープストックトーキョーの遠山正道さんと共にあたためてきた企画スクールが実現しました。


　おべんとうを通して「おいしいって何？」を考える“おいしい教室”の第1回はフードディレクターの野村友里さんをゲストにお迎えして「色と白」をテーマに開催いたしました。
多くの応募の中から選ばれた、会社員、学生、アートディレクター、料理家、農家など職業や年齢も多種多様な参加者が集まりました。
“授業”は、遠山さんの「教わるのではなく、お弁当を通じてそれぞれの気づきになるスクールにしたい」という言葉からスタートしました。


　ケータリング、雑誌、映画制作などさまざまなお仕事をされている野村友里さんが今のお仕事につかれたキッカケや、お仕事の様子などをスライドを交えお話しされました。
野村さん「色」、遠山さん「白」というテーマでのお弁当の発表では、野村さんの縁高をお弁当箱に使うアイディアや、遠山さんの発想の元になったCDをかける場面に歓声や笑い声もあがりました。


　和やかな雰囲気で進んだ講評のあとには、白ワインやスープストックのスープとともに、お弁当を皆で揃っていただきました。遠山さん、野村さんがお話しや試食をしながら各席を回り試食されたり、それぞれお弁当の交換をしたりと終始和気あいあいとした楽しい雰囲気で第1回のスクールは終了しました。

　第2回は、ゲストにキギのおふたりをお迎えして「美しい弁当」をテーマに開催いたします。