ヤノシュ・オレイニチャク ピアノ・リサイタル
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2002年、第75回アカデミー賞主要三部門を受賞した名匠ロマン・ポランスキー監督の映画 『戦場のピアニスト』。 第二次世界大戦渦のポーランドを舞台に、破壊された街と虐殺される人々のなかで生き抜くひとりのピアニストの物語。 ヤノシュ・オレイニチャクは、その全編に流れるショパンの音楽と、主人公がドイツ人将校の前で感動的なピアノ演奏を披露するクライマックス・シーンの迫真の「手」の演技を披露しました。ショパン国際ピアノコンクールの審査員も長年務め、いまやポーランドを代表する巨匠として、「ショパンの化身」と謳われたピアニズムの粋を極めた演奏をぜひご体感ください。
出演 | ピアノ:ヤノシュ・オレイニチャク ナビゲーター:浦久俊彦 |
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日時 | 2024年11月13日(水)19:00開演(18:30開場) |
会場 | ヒルサイドプラザホール(東急東横線代官山駅より徒歩3分) |
入場料 | 10,000円(全自由席) |
主催 | 朝倉健吾 |
チケット予約・問合せ | TEL:080-5548‐9712 E-MAIL:office.a.0903@gmail.com |
出演者
ヤノシュ・オレイニチャク (ピアニスト)
現代ポーランドを代表するピアニストであり、現代最高のショパン弾きのひとりでもある。
弱冠18歳で、第8回ショパン・コンクールに入賞。パリに留学し、アルトゥール・ルービンシュタインにも師事した。その後のめざましい活動は、音楽界だけに留まらない。ショパンの晩年を描いたフランス映画 『ラ・ノート・ブルー』 では、ショパン役を熱演し、ソフィー・マルソーとの共演も果たした。アカデミー賞を受賞した 『戦場のピアニスト』 では、すべての演奏と、手のみによる迫真の演技が、大きな感動を呼んだ。 レコーディングでも、ショパンの主要レパートリーや、ポーランド・ナショナルエディションの 『ショパン全集』、ポーランド国立ショパン協会監修の 『ザ・リアル・ショパン』 などのプロジェクトで中心的な役割を果たすなど、ショパンの遺産を未来に継承する真摯な活動に対し、ポーランド政府からも表彰を受けた。
エラール、プレイエルなど19世紀のフォルテピアノの造詣も深く、ショパン生誕200年記念スペ シャル・バースデー・コンサートでは、ソリストとして、フランス・ブリュッヘン指揮、18世紀オーケストラとも共演した。 ショパン国際ピアノコンクールの常連審査委員であり、ピリオド楽器による同コンクールの審査委員も兼務する貴重なポーランド人ピアニストである。
ナビゲーター 浦久俊彦
文筆家、文化芸術プロデューサー。パリを拠点に文化芸術プロデューサーとして活躍。帰国後、三井住友海上しらかわホールのエグゼクティブ・ディレクターを経て、現在、浦久俊彦事務所代表。一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事、代官山未来音楽塾塾頭、愛知県教育委員会教育アドバイザー、三島市文化アドバイザーなど、その活動は多岐にわたる。2021年3月、サラマンカホール音楽監督として企画した『ぎふ未来音楽展2020』が、サントリー芸術財団第20回佐治敬三賞を受賞した。著書に『138億年の音楽史』(講談社)、『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』『悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト』『ベートーヴェンと日本人』(以上、新潮社)、『オーケストラに未来はあるか(指揮者・山田和樹との共著)』(アルテスパブリッシング)など。最新刊は『リベラルアーツ~「遊び」を極めて賢者になる』(集英社インターナショナル)。公式ホームページ:http://www.urahisa.com
イベント概要
ノクターン 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
マズルカ イ短調 作品17-4
バラード 第1番 ト短調 作品23
ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄」他
※やむを得ず曲目が変更になる場合がございます。