Nahar — Ranthambhore
- EXHIBITION
山田耕熙の個展「Nahar — Ranthambhore」を開催。インドのランタンボール国立公園で撮影した野生の虎を中心に、自然と人間の共存や環境問題に迫る写真作品を展示する。
会場 | ヒルサイドフォーラム 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟 |
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日時 | 2025年4月26日(土)-5月17日(土) 10:00‒20:00 ※最終日は17:00まで |
入場料 | 無料 |
主催 | Nahar — Ranthambhore展 実行委員会 |
HP | https://kokiyamada.jp/ |
お問合せ | info.nahar.tiger@gmail.com |
アーティスト
山田耕熙|Koki Yamada
1979年生まれ。
これまでに南極、北極、アラスカ、アフリカ、ガラパゴス諸島などで様々な生き物たちを撮影。「人と野生動物たち、一緒に未来へ」をテーマに、現在はインド・ランタンボール国立公園で野生の虎の姿を追い続けている。
主な展覧会に「The Land of Tigers」富士フイルムフォトサロン東京ミッドタウン・大阪・札幌巡回(2022年)、個展「ロイヤルベンガルタイガー -フラジャイルな存在-」富士フイルムフォトサロン東京ミッドタウン・大阪・名古屋 ・福岡巡回(2019年)などがある。「第8回 日経ナショナルジオグラフィック写真賞 ネイチャー部門」最優秀賞(2020年)受賞。時計ブランドIWC ウェブメディア「IWC THE JOURNAL」へ「人と野生動物たち、一緒に未来へ」Part 1 & Part 2(2021年)を寄稿。
主な出版物に、Photo Folio『The Land of Tigers』(2022年)、大型写真集『Nahar— Ranthambhore』(2025年)を出版予定。
Webサイト:https://kokiyamada.jp/
Instagram:koki_yamada_photography
イベント概要
山田耕熙の個展「Nahar — Ranthambhore(ナハール ランタンボール)」を代官山ヒルサイドフォーラムにて開催します。
本展は初の大規模個展であり、長年取り組んできたシリーズの集大成となるものです。「人と野生動物たち、一緒に未来へ」と語る山田の言葉にもあるように、自然と人間の共存について深く問いかける内容となります。
展覧会の中心に据えられるのは、インド・ランタンボール国立公園で撮影された「野生の虎」の存在です。現地の人々が「Nahar(ナハール)」と呼ぶ食物連鎖の頂点に立つベンガルタイガーは、この地域において生態系の均衡を保つ象徴的な存在であり、同時に観光資源として地域住民の生活とも密接に関わっています。一方で、虎をめぐる問題は生態系の保全だけにとどまらず、増加する人口や観光地化による自然環境の変化、さらには保護区の維持に伴う課題など、現代社会が直面する複雑な環境問題をも同時に浮き彫りにしています。
また、本展が10世紀頃の要塞遺跡を包みこむように再生する森や、湖畔に生息する野生動物の豊かな生態系を提示すると同時に、偉大な捕食者である虎の生息地を守ることが、地球全体の環境保全や私たちの未来にどのように関わるかを考えるきっかけとなることを願います。
山田が撮影した、虎とその棲む世界の美しさ、儚さ、そして力強さが、私たちに自然との新たなつながりを見出すきっかけを与えることでしょう。
本展は初の大規模個展であり、長年取り組んできたシリーズの集大成となるものです。「人と野生動物たち、一緒に未来へ」と語る山田の言葉にもあるように、自然と人間の共存について深く問いかける内容となります。
展覧会の中心に据えられるのは、インド・ランタンボール国立公園で撮影された「野生の虎」の存在です。現地の人々が「Nahar(ナハール)」と呼ぶ食物連鎖の頂点に立つベンガルタイガーは、この地域において生態系の均衡を保つ象徴的な存在であり、同時に観光資源として地域住民の生活とも密接に関わっています。一方で、虎をめぐる問題は生態系の保全だけにとどまらず、増加する人口や観光地化による自然環境の変化、さらには保護区の維持に伴う課題など、現代社会が直面する複雑な環境問題をも同時に浮き彫りにしています。
また、本展が10世紀頃の要塞遺跡を包みこむように再生する森や、湖畔に生息する野生動物の豊かな生態系を提示すると同時に、偉大な捕食者である虎の生息地を守ることが、地球全体の環境保全や私たちの未来にどのように関わるかを考えるきっかけとなることを願います。
山田が撮影した、虎とその棲む世界の美しさ、儚さ、そして力強さが、私たちに自然との新たなつながりを見出すきっかけを与えることでしょう。