代官山未来音楽塾
Musica-classe for tomorrow in Daikanyama
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- 募集終了
このイベントは終了しました
※応募締め切り日が変更となりました。
期間 | ―座学 音楽、建築、科学、デザイン、哲学、アートなど、各界の第一線で活躍する人々をゲストに迎え、 あらゆるジャンルの教養と音楽の境界を超越した知を磨く。 開催日:下記日程のいずれも19時‒21時を予定 第1回2018年6月29日(金) 第2回2018年8月10日(金) 第3回2018年10月12日(金) 第4回2018年11月30日(金) 第5回2019年1月11日(金) 第6回2019年3月29日(金) ―実学 ・「代官山未来音楽祭」の開催 2019年4-5月開催予定 代官山ヒルサイドテラスを舞台に、塾生たちによるオリジナル企画・制作・運営による一日だけの音楽祭を開催。 ・越後妻有合宿 -大地の芸術を体感する- 2018年9月7日(金)-8日(土) 自然&音楽&アートをテーマにした、新潟県越後妻有での合宿。 講師:北川フラム(アートディレクター)ほか ・ 放送局などのメディア、劇場、アートマネージメントなど、業界の第一線で活躍するプロデューサー、ディレクターによる実践講座。(随時開催。参加料が別途必要になる場合あり) |
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年間受講料(代官山未来音楽祭参加費用含む) | ○一般¥40,000 ○クラブヒルサイド会員¥35,000 ○学生¥30,000 ○合宿参加料¥35,000 (現地交通費、宿泊費、食費、講座、大地の芸術祭、ディジュリドゥ・ライブ見学料含む。合宿への参加は任意です。) |
応募資格 | 年齢、学歴、経歴は一切不問。プロデューサー、ディレクターなど専門職を目指すひと、現代社会に不安を抱き、これからの人生に音楽&リベラルアーツを活かしたいと願うひと、リタイア後の人生を地域再生に活かしたいと願う人など、多彩な人材を歓迎します。 |
募集定員 | 40名 ※応募多数の場合は、審査による選抜を行います。 |
応募要項 | 略歴、下記テーマによる作文(400字程度)を添えて、クラブヒルサイド事務局まで送付して下さい。※郵送、メールでの応募可 作品のテーマ:「1000年後の世界に、どんな音楽が鳴り響いていると思いますか?」 |
応募締切 | 1次募集 締切 6月1日(金) 2次募集 締切 6月15日(金) ※当日消印有効 ※応募締め切り日が変更となりました。 |
会場 | クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F/東急東横線代官山駅より徒歩3分) |
主催 | 一般財団法人欧州日本藝術財団、浦久俊彦事務所、クラブヒルサイド |
後援・協力 | 一般社団法人社会創発塾、日本ヴィラ=ロボス協会 東京大学教養学部鈴木寛ゼミナール『学藝饗宴』 慶應義塾大学鈴木寛研究会 |
問合せ先 | クラブヒルサイド 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-2 ヒルサイドテラス アネックスB棟2階 TEL: 03-5489-1267 FAX: 03-5489-1269 Email: info@clubhillside.jp |
登壇者・講演者
第1回 【イントロダクション】
2018年6月29日(金)
浦久 俊彦
文化芸術プロデューサー/未来音楽塾塾頭
一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事
木許 裕介
指揮者/未来音楽塾副塾頭
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
第2回 【リベラルアーツ】
2018年8月10日(金)
小林 康夫
東京大学名誉教授
1950年東京都生まれ。1974年東京大学教養学部卒業後、同大学院人文系比較文学比較文化専攻修士修了。パリ第10大学テクスト記号学科博士号取得。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て2015年4月より青山学院大学院総合文化政策学研究科特任教授。専門は、表象文化論、現代哲学、フランス現代文学、現代思想。2003年より15年まで東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学研究センター」(UTCP)拠点リーダーをつとめた。2002年フランス政府・学術教育功労賞シュヴァリエ受賞。主著に『起源と根源』、『表象の光学』、『歴史のディコンストラクション』、『存在のカタストロフィー』(以上、未来社)ほか編著に『知の技法』シリーズ(東京大学出版会)など。近著に、『オペラ戦後文化論1 肉体の暗き運命1945-1970』(未来社、2016年)がある。
合宿 【アート】
2018年9月7日(金)-8日(土)
北川フラム
アートディレクター
1946年新潟県高田市(現上越市)生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。アートフロントギャラリー代表。主なプロデュースとして、ガウディブームの下地をつくった「アントニオ・ガウディ展」(1978-79)、全国80校で開催された「子どものための版画展」(1980-82)、全国194ヶ所38万人を動員し、アパルトヘイトに反対する動きを草の根的に展開した「アパルトヘイト否!国際美術展」(1988-90)、米軍基地跡地を文化の街に変えた「ファーレ立川アートプロジェクト」(1994)等。地域づくりの実践として、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(2000~)、「瀬戸内国際芸術祭」(2010~)、「北アルプス国際芸術祭」(2017)、「奥能登国際芸術祭」(2017)で総合ディレクターをつとめる。2003年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ、ポーランド文化勲章を受勲。2006 年度芸術選奨文部科学大臣賞。2012年オーストラリア名誉勲章・オフィサー。2016年紫綬褒章受章。2017年度朝日賞受賞。
第3回 【建築】
2018年10月12日(金)
伊東豊雄
建築家
1941年生まれ。65年東京大学工学部建築学科卒業。主な作品に「せんだいメディアテーク」、「まつもと市民芸術館」、「多摩美術大学図書館(八王子)」、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」、「台中国家歌劇院」(台湾)など。現在、「水戸市新市民会館」などが進行中。日本建築学会賞、ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメダル、プリツカー建築賞、UIAゴールドメダルなど受賞。東日本大震災後、仮設住宅における住民の憩いの場として提案した「みんなの家」は、16軒完成。2016年の熊本地震では、くまもとアートポリスのコミッショナーとして「みんなの家のある仮設住宅」づくりを進め、90棟以上が整備された。2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。これからのまちや建築を考える場として様々な活動を行っている。また、自身のミュージアムが建つ愛媛県今治市大三島においては、塾生有志や地域の人々とともに継続的なまちづくりの活動に取り組んでいる。
第4回 【哲学】
2018年11月30日(金)
千葉雅也
哲学者/立命館大学准教授
1978年栃木県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。哲学・表象文化論を専攻。フランス現代思想の研究と、美術・文学・ファッションなどの批評を連関させて行う。著書に『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』、『勉強の哲学——来たるべきバカのために』などがある。
第5回 【数学】
2019年1月11日(金)
中島 さち子
ジャズピアニスト/数学者/STEAMS 教育家
1996年国際数学オリンピック金メダル、翌年銀メダル獲得。東京大学理学部数学科在学中、中高生対象の現代数学の学び場「K会」創立。同時にジャズに出会い、卒業後、音楽活動を本格的に開始。ピアニスト故本田竹広氏に師事。2005年渋さ知らズオーケストラロシア・ヨーロッパツアー参加。現在は演奏・作曲、数学研究の他、数学×音楽の全国公演(Trio MATHEMTATA)やSTEAMSワークショップの開発・提供、執筆、数理女子支援など多彩に活動中。アルバムに”Rejoice”(2010)、"Time, Space, Existence"(2016)、“希望の花”(2017)他。著書に『人生を変える「数学」そして「音楽」』(講談社)他。「算数・数学の自由研究」中央審査委員。経済産業省「未来の教室&EdTech」研究委員。米日財団「日米リーダーシッププログラム」フェロー。
第6回 【音楽】
2019年3月29日(金)
一柳 慧
作曲家
1933年神戸生まれ。作曲家、ピアニスト。作曲を平尾貴四男、池内友次郎、ジョン・ケージ、ピアノを原智恵子、ヴィヴェレッジ・ウェブスターの各氏に師事。第18回(1949)および20回(1951)毎日音楽コンクール(現、日本音楽コンクール)作曲部門第1位入賞。1954年から57年までニューヨークのジュリアード音楽院に学ぶ間、エリザベス・クーリッジ賞(1955)、セルゲイ・クーセヴィツキー賞(1956)、アレキサンダー・グレチャニノフ賞(1957)を受賞。1961年帰国。自作および日欧米の新しい音楽の紹介と演奏をおこない、さまざまな分野に強い刺激を与える。1966–67年、ロックフェラー財団の招聘により再度渡米、アメリカ各地で作品発表会をおこなう。1976年、ドイツ学術交流会(DAAD)の招聘でベルリン市にコンポーザー・イン・レジデンスとして半年間滞在。欧州各地の音楽祭で自作の発表と邦人作品の演奏をおこなう。1981年《ピアノ協奏曲第1番「空間の記憶」》で第30回尾高賞を受賞。1984年に、作曲、演奏、プロデュース活動に対して中島健蔵最優秀賞を、また《ヴァイオリン協奏曲「循環する風景」》で2度目の尾高賞を受賞。1985年5月、フランス共和国芸術文化勲章を受章。2002年には第33回サントリー音楽賞を受賞。2004年、パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)のコンポーザー・イン・レジデンスに就任。1999年に紫綬褒章を、また2005年には旭日小綬章を受章。2008年文化功労者。現在、TIMEの芸術監督、日本音楽コンクール顧問、セゾン文化財団評議員、サントリー芸術財団評議員、神奈川芸術文化財団芸術総監督などをつとめ、現代音楽の普及にも携わる。