【新日程決定】宇沢弘文を読む―社会的共通資本から現代の課題を考える
第1回「資本主義と闘った男―いまなぜ<宇沢弘文>か」
- SEMINAR
このイベントは終了しました
日本人でノーベル経済学賞に最も近づいたといわれる世界的経済学者・宇沢弘文(1928-2014)。今再びその人と思想への注目が高まっています。氏が提唱した「社会的共通資本」をヒントに、私たちが直面するさまざまな課題を各分野の第一線の専門家とともに考えるシリーズがスタートします。
<開催延期のおしらせ>
5月26日(火)に予定しておりました 宇沢弘文を読む―社会的共通資本から現代の課題を考える第1回は現在の新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、開催延期とすることを決定いたしました。
新日程は、あらためてメールマガジン、ウェブサイト等でお知らせします。
<新日程決定>
2020年9月30日(水) での開催が決定いたしました。
新日程でのイベント詳細はこちらです▼
http://hillsideterrace.com/events/10152/
<開催延期のおしらせ>
5月26日(火)に予定しておりました 宇沢弘文を読む―社会的共通資本から現代の課題を考える第1回は現在の新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、開催延期とすることを決定いたしました。
新日程は、あらためてメールマガジン、ウェブサイト等でお知らせします。
<新日程決定>
2020年9月30日(水) での開催が決定いたしました。
新日程でのイベント詳細はこちらです▼
http://hillsideterrace.com/events/10152/
出演 | 佐々木実(ジャーナリスト) |
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日時 | 新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み5月26日の開催を延期とすることを決定いたしました。 |
会場 | クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F/東急東横線代官山駅より徒歩3分) |
会費 | 一般2,000円 クラブヒルサイド会員/学生1,500円 |
主催 | クラブヒルサイド、宇沢国際学館 |
問合せ | クラブヒルサイド事務局 TEL: 03-5489-1267 (11:00-21:00 月曜休) FAX: 03-5489-1269 E-MAIL : info@clubhillside.jp |
取り上げる本 | 宇沢弘文著『社会的共通資本』(岩波文庫) 佐々木実『資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界』(講談社) |
出演
佐々木 実(ささき・みのる)
1966年、大阪府生まれ。91年、大阪大学経済部卒業後、日本経済新聞社に入社。東京本社経済部、名古屋支社に勤務。95年に退社し、フリーランスのジャーナリストとして活動中。著書『市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の実像』(講談社)で、第45回大宅壮一ノンフィクション賞と第12回新潮ドキュメント賞をダブル受賞。『資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界』(講談社)で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、城山三郎賞をダブル受賞。
イベント概要
日本人でノーベル経済学賞に最も近づいたといわれる世界的経済学者・宇沢弘文(1928-2014)。今再びその人と思想への注目が高まっています。宇沢が提唱した「社会的共通資本」とは何なのか。この概念をヒントに、混迷の時代を生きる私たちが直面する様々な課題を第一線の専門家とともに考えるシリーズがスタートします。第1回は、『資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界』を著したジャーナリスト、佐々木実さんをお迎えします。
戦後間もなく数学から経済学に転じ、優れた幾多の論文によって世界の経済学界を驚かせ、数理経済学の最先端で活躍した宇沢弘文。しかし、1968年、宇沢はアメリカでの輝かしい地位を捨て突如帰国。以後、公害問題、成田空港問題等の社会問題に関わりながら、市場原理化する資本主義に警鐘を鳴らし続け、人々が生き甲斐をもち、平和に暮らせる世界を創り出すためにその生涯を捧げました。宇沢が50年前に着想した「社会的共通資本」は、国連が唱えるSDGs(持続可能な開発目標)、投資家の行動を変えつつあるESG(環境・社会・企業統治)投資を先取りするものであり、地球温暖化の研究を宇沢が始めたのは30年前でした。資本主義が曲がり角にある今こそ、宇沢の全体像を描き直す時だと語る佐々木さんと共に、本シリーズの幕を開けたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。
※セミナーの終わりには、本シリーズのコーディネーターをつとめる宇沢の長女で医師の占部まりさんによる宇沢の著作ガイダンスも予定しています。
戦後間もなく数学から経済学に転じ、優れた幾多の論文によって世界の経済学界を驚かせ、数理経済学の最先端で活躍した宇沢弘文。しかし、1968年、宇沢はアメリカでの輝かしい地位を捨て突如帰国。以後、公害問題、成田空港問題等の社会問題に関わりながら、市場原理化する資本主義に警鐘を鳴らし続け、人々が生き甲斐をもち、平和に暮らせる世界を創り出すためにその生涯を捧げました。宇沢が50年前に着想した「社会的共通資本」は、国連が唱えるSDGs(持続可能な開発目標)、投資家の行動を変えつつあるESG(環境・社会・企業統治)投資を先取りするものであり、地球温暖化の研究を宇沢が始めたのは30年前でした。資本主義が曲がり角にある今こそ、宇沢の全体像を描き直す時だと語る佐々木さんと共に、本シリーズの幕を開けたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。
※セミナーの終わりには、本シリーズのコーディネーターをつとめる宇沢の長女で医師の占部まりさんによる宇沢の著作ガイダンスも予定しています。