人生に大切なことはすべて絵本から教わった2008-2009
第8回 女性の生き方を考える―ねずみ女房を入り口にして
- SEMINAR
- 募集終了
このイベントは終了しました
ルーマー・ゴッデンの「ねずみ女房」という本をご存知でしょうか。あるところに、一ぴきの小さなねずみ女房がいました。そのねずみは、ほかのねずみとちがっていました。ねずみ女房は日常を引き受、日々を丁寧に生きる一方でその目は遠くをも見ていました。鳥かごの中に捕われていた鳩を通して知った、遥かなものへのあこがれを年取るまで手放すことはなかったのです。おばあさんになったねずみ女房は、見かけは,ふつうのねずみたちと同じでした。でも,どこかやはり、ちょっと変わっていました。ほかのねずみの知らないことを知っているからだと思います、と作者は言います。
出演 | 末盛 千枝子(編集者) |
---|---|
日時 | 2009年01月15日(木) 10:30-12:00 |
会場 | ヒルサイドカフェ(ヒルサイドテラスF棟) |
定員 | 30名 |
会費 | 一般2,500円(ランチ、ドリンク付) ※ランチはレクチャー終了後となります。ランチがご不要の方は2,000円となります。 |
協力 | アップリカ代官山、キャラメルベビー&チャイルド、プチバトージャパン代官山 |
予約・問合せ | ヒルサイドインフォメーション TEL: 03-5489-3705 FAX: 03-5489-1269 E-MAIL :info@hillsideterrace.com |
出演者
末盛千枝子
1941年生まれ。絵本の編集者を経て、88年すえもりブックスを設立。以後、まど・みちおの詩を皇后美智子様が選・英訳された『どうぶつたち・THE ANIMALS』、98年ニューデリーでの皇后美智子様の講演録『橋をかける-子供時代の読書の思い出』の他、国内外の絵本等を出版。独自の価値観による出版を続けている。
イベント概要
絵本やその世界には、なんとすてきな女性たちが関わってきたのだろうかと思います。「ちいさいおうち」の作者ヴァージニア・リー・バートン、70歳になってから絵を描き始めた英国のヘレン・ブラッドレイ、大勢の家族を養うために絵本を描き続けたバーバラ・クーニー、ウイリアム・モリスの時代に弱視だったために画家になるのをあきらめて園芸家になったガートルード・ジャキル、世界中の編集者の尊敬を集める名編集者マーガレット・マッケルダリー・・・などなど。
※ランチは、ヒルサイドパントリーとの共同でご提供いたします。
※ランチは、ヒルサイドパントリーとの共同でご提供いたします。
関連シリーズ
人生に大切なことはすべて絵本から教わった
2008-2009
自然に抱かれて生きる素晴らしさと厳しさ。未知の人や世界との出会い。えほんで物語られる世界は、私たちにいろんなことを気付かせてくれます。それは、子どもたちがもし100歳まで生きるとしても、彼らの生きる力になると思います。
子どもをもつ親や専門家をも対象に、「本」が与えてくれるものを切り口とした「子育て文化」を発信するレクチャーシリーズを、タシャ・チューダーの絵本や皇后美智子さまの本の出版等、良書で知られるすえもりブックスと共同でお届けします。
- 第1回 タシャ・チューダーとの出会い2008年04月17日(木)終了しました
- 第2回 仕事のしあわせ―ゴフスタインから考える2008年05月15日(木) 終了しました
- 第3回 絵のない絵本と即興詩人―アンデルセンの国デンマーク2008年06月14日(土) 終了しました
- 第4回 エジプトの絵本を知る―アレキサンドリア図書館をめぐって2008年07月08日(火) 終了しました
- 第5回 生きる知恵―シャーロット・ゾロトウとともに2008年09月04日(木) 終了しました
- 第6回 家族の風景―さまざまな形2008年10月16日(木) 終了しました
- 第7回 クリスマスの絵本―贈物(ギフト)について2008年12月04日(水)終了しました
- 第8回 女性の生き方を考える―ねずみ女房を入り口にして2009年01月15日(木)終了しました
- 第9回 勇気と好奇心―ピーター・シスの絵本を中心に2009年2月12日(木) 終了しました
- 第10回 友情について2009年03月19日(木)終了しました