日々、これ食卓
ー 畑からうまれるひと皿 ー
- SERIES
「収穫した作物を食卓で食べるまでが農業であり、自然循環の一部」という、ある農家の方の言葉に端を発し、日々、なにをどのように食べるのかを愉しみながら捉え直すプログラムです。
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会期 | 2013年6月8日(土)~2014年1月11日(土)全6回 |
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会場 | クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F 東急東横線[代官山駅]下車、徒歩3分) |
参加費 | <通期受講>一般:27,000円 クラブヒルサイド会員・学生:24,000円・事前振込 |
定員 | 定員:40名(通期・個別) |
主催 | スティルウォーター |
共催 | クラブヒルサイド |
協力 | ル・クルーゼ ジャポン株式会社 |
スケジュール
第1回 2013年6月8日(土) 新月 11:00-13:00終了しました
「酵」 遊作誠(「登喜和食品」代表取締役)
遺伝子組み換えでない国産大豆を100%用いて納豆や生テンペなどを製造販売する「登喜和食品」。契約農家の大豆で作られた付属のたれは保存料、着色料無添加。「日本の農業を応援する」、その信念を伺う。
<献立>
・生テンペと季節野菜のカレー風味南蛮漬け
・納豆と刻んだアカモクの和えものと白ごはんおむすび
・鰯のつみれ汁
第2回 2013年7月20日(土) 満月 11:00-13:00終了しました
「酢」 飯尾彰浩(「飯尾醸造」五代目)
京都・宮津に120年続く明治6年創業のお酢屋「飯尾醸造」。寒暖差のはげしい丹後半島の棚田で作る無農薬米をJAS企画の5倍使用。蔵人が時間をかけて自然発酵させる丁寧なお酢造りについて伺う。
<献立>
・ゴーヤとミニトマトの豚肉巻き黒酢炒め
・生姜の甘酢漬け入りおむすび
・冷汁
第3回 2013年8月31日(土) 新月 11:00-13:00終了しました
「醤」 松本公夫(「松本醤油商店」代表取締役)
江戸時代から伝わる仕込み蔵で昔ながらの醤油造りを続ける「松本醤油商店」。仕込みの水の代わりに生醤油を用いて2年間天然醸造させた「再仕込み醤油」が特徴。その深い味わいが生み出されるまでを伺う。
<献立>
・秋刀魚と炙り椎茸、菊花のはつかり醤油ジュレがけ
・甘露醤油を用いた山形風だしと白ごはんおむすび
・けんちん汁
第4回 2013年10月12日(土) 満月 11:00-13:00終了しました
「鰹」 秋山久美子(「秋山商店」女将)
大正5年創設。東京・築地で100年近く鰹節問屋を営む「秋山商店」。食べる人が削って使うのが通例だった鰹節を、日本で初めて削り節として商品化。削りたての鰹節の香りを味わい、利き出汁も行う。
<献立>
・蕪と鶏肉の炊いたん
・昆布と鰹節の出しがらの佃煮おむすび
・旬素材のお吸いもの
第5回 2013年11月30日(土) 新月 10:00-14:00終了しました
「種」 野口勲(「野口種苗研究所」所長)
埼玉・飯能に3代続く種苗店「野口種苗研究所」。一代限りの「F1種」のたねが市場を占有していることを危惧し、地域の風土や性質が代々引き継がれる固定種のたねと、伝統野菜の大切さをたっぷりと伺う。
<献立>
・4種の調理法でつくる季節野菜の盛り合わせ
・春菊混ぜごはんおむすび
・季節野菜のお味噌汁
第6回 2014年1月11日(土) 満月 11:00-14:00終了しました
結びのプレゼンテーションと食事会
本企画の総まとめ。前5回を通して学んだことや気付いたことを共有し、みなさんの食卓で活躍する“日々、これ”食材を伺う。後半はポットラック形式で食事を持ち寄り、懇親会を兼ねた食事会を行う。
全6回 料理人:大黒谷寿恵終了しました
石川県金沢市出身。大学卒業後、料理の世界へ。数店舗の料理長を経て、2006年kurkku cafeのディレクター兼料理長に就任。独立後は講師、ケータリング、出張シェフ、レシピ開発を精力的に行う。2009年より鎌倉で料理教室「寿家」を開業。野菜や日本の伝統食材を用いた料理を得意とする。
シリーズ概要
「食べること」も農業の一部だと思えば、今日どんな食べものを選び、どのように食べるのかは、とても大切です。正直なものづくりに従事される生産者の方々をゲスト講師にお迎えし、作物ができる環境やその過程、効能、おすすめの調理法など、さまざまなお話を伺います。また、各回でフォーカスする食材を、その美味しさを最大限に引き出した料理としてご堪能いただきます。
美味しいものを食べた時の喜びをみなさんと共有し、「食べること」について愉しみながら考えるプログラムです。
*「一汁一菜一結」の献立は、天候や仕入れなどの状況により、食材や調理法が一部変更になる可能性がありますのでご了承ください。