キューバ学校 第2期
第3回「文学を通して見るキューバ革命」
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キューバ革命の勝利が、ラテンアメリカ全域での文学的活況をもたらしたことは疑い得ない事実です。ガルシア=マルケス、バルガス=リョサなど、各国で数多くの作家たちが斬新な作品をもって1960年代に登場し、ラテンアメリカ文学の「ブーム」という現象がもたらされます。他方、キューバの作家たちは、革命の現実といかに渉りあったのか。革命と一体化した作家、やがて革命過程に疑問を抱き、離反し、作品の執筆・公表を禁じられる作家、亡命作家——さまざまなあり方がそこには生まれます。
19世紀末キューバの詩人、思想家、独立運動家=ホセ・マルティの研究者でもある柳原さんに、「キューバ革命と文学」の関わりについて、多面的にお話いただきます。
19世紀末キューバの詩人、思想家、独立運動家=ホセ・マルティの研究者でもある柳原さんに、「キューバ革命と文学」の関わりについて、多面的にお話いただきます。
講師 | 柳原孝敦(東京外国語大学准教授) |
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日時 | 2009年9月26日(土) |
会場 | アネックスA棟 |
会費 | 1,000円 |
主催 | キューバネットワーク/現代企画室 |
共催 | クラブヒルサイド |
予約・お問い合わせ | キューバネットワーク cuba_net@cyber.ocn.ne.jp TEL&FAX:03-3396-7116 |
登壇者・講演者
柳原孝敦
1963年、鹿児島県名瀬市(現・奄美市)に生まれる。法政大学助教授、ベネズエラのロムロ・ガリェーゴスラテンアメリカ研究センター客員研究員を経て、現在、東京外国語大学准教授。ラテンアメリカ文学・思想・文化論。著書に「ラテンアメリカ主義のレトリック」、訳書にアレホ・カルペンティエール「春の祭典」、ホセ・マルティ「ホセ・マルティ選集1」、フィデル・カストロ「少年フィデル」、フィデル・カストロ「チェ・ゲバラの記憶」がある。
イベント概要
キューバ革命の勝利が、ラテンアメリカ全域での文学的活況をもたらしたことは疑い得ない事実です。ガルシア=マルケス、バルガス=リョサなど、各国で数多くの作家たちが斬新な作品をもって1960年代に登場し、ラテンアメリカ文学の「ブーム」という現象がもたらされます。他方、キューバの作家たちは、革命の現実といかに渉りあったのか。革命と一体化した作家、やがて革命過程に疑問を抱き、離反し、作品の執筆・公表を禁じられる作家、亡命作家――さまざまなあり方がそこには生まれます。
19世紀末キューバの詩人、思想家、独立運動家=ホセ・マルティの研究者でもある柳原さんに、「キューバ革命と文学」の関わりについて、多面的にお話いただきます。
19世紀末キューバの詩人、思想家、独立運動家=ホセ・マルティの研究者でもある柳原さんに、「キューバ革命と文学」の関わりについて、多面的にお話いただきます。
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キューバ革命50周年に際して、その政治・社会過程を検討・分析 することは、
「第1回」のキューバ学校である程度まで行なった。 それでも私たちに見えないのは、
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