北川フラムの対話シリーズ 知をひらく人たち
第7回「柳田国男」 ゲスト:柄谷行人(思想家)
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この国の文化の諸ジャンルを切り拓いた“巨人”たちは、あふれるような好奇心に導かれた該博な知と深い歴史意識を礎に、専門性を越え、いかに人々(他者)に向けて自らの仕事をひらこうとしたのか――。その仕事と生き方を通して未来への針路を探るシリーズの第7回は、民俗学者、柳田国男(1875-1962)を取り上げます。
※定員に達したため、募集終了となりました。
※定員に達したため、募集終了となりました。
写真提供:成城大学民俗学研究所 / 撮影:三木茂
ゲスト | 柄谷行人(思想家) |
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日時 | 2018年5月18日(金)19:00-20:30 |
会場 | クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F/東急東横線代官山駅より徒歩3分) |
定員 | 55名(要予約)※定員に達したため、募集終了となりました。 |
会費 | 一般2,000円 クラブヒルサイド会員/学生1,000円 |
参考図書 | 柄谷行人著『遊動論 柳田国男と山人』 (文春新書) |
主催・問合せ | クラブヒルサイド事務局 TEL: 03-5489-1267 (11:00-21:00 月曜休) FAX: 03-5489-1269 E-MAIL : info@clubhillside.jp |
共催 | 現代企画室 |
登壇者
柄谷行人(からたに・こうじん)
思想家。1941年生まれ。東京大学経済学部卒業。1969年より文芸批評家として活動。季刊誌『批評空間』を編集。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授などを歴任。著書は『日本近代文学の起源』、『トランスクリティーク、カントとマルクス』、『世界史の構造』、『哲学の起源』など、多数。主要著作は、英語、韓国語、中国語など諸言語に翻訳されている。
北川フラム(きたがわ・ふらむ)
1946年新潟県高田市(現・上越市)生まれ。東京芸術大学卒業。アートアートフロントギャラリー主宰。主なプロデュースとして「アントニオ・ガウディ展」、「子どものための版画展」、「アパルトヘイト否(ノン)!国際美術展」など。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭」「北アルプス国際芸術祭」「奥能登国際芸術祭」の総合ディレクターを務める。
イベント概要
この国の文化の諸ジャンルを切り拓いた“巨人”たちは、あふれるような好奇心に導かれた該博な知と深い歴史意識を礎に、専門性を越え、いかに人々(他者)に向けて自らの仕事をひらこうとしたのか――。その仕事と生き方を通して未来への針路を探るシリーズの第7回は、民俗学者、柳田国男(1875-1962)を取り上げます。
日本民俗学の祖、柳田国男。彼の原点は、幼い日に知った農村の困窮であり、その思想の背景には、不平等や葛藤のない社会への希求がありました。農務官僚として全国の農村を巡り、やがて44歳で官僚を辞し、在野にあって農村文化の価値を訴えることに生涯を賭した柳田。富国強兵と近代化、大正デモクラシー、軍国主義、敗戦、そして戦後民主主義へ――時代の激変に向い合いながら、柳田はどのような協同性を求め、社会変革の可能性を探求したのか。40年以上にわたって柳田について思索してこられた思想家・柄谷行人さんをお迎えし、お話を伺うとともに、農村や離島でアートによる地域づくりに関わる北川フラムと語り合っていただきます。
日本民俗学の祖、柳田国男。彼の原点は、幼い日に知った農村の困窮であり、その思想の背景には、不平等や葛藤のない社会への希求がありました。農務官僚として全国の農村を巡り、やがて44歳で官僚を辞し、在野にあって農村文化の価値を訴えることに生涯を賭した柳田。富国強兵と近代化、大正デモクラシー、軍国主義、敗戦、そして戦後民主主義へ――時代の激変に向い合いながら、柳田はどのような協同性を求め、社会変革の可能性を探求したのか。40年以上にわたって柳田について思索してこられた思想家・柄谷行人さんをお迎えし、お話を伺うとともに、農村や離島でアートによる地域づくりに関わる北川フラムと語り合っていただきます。
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