キューバ学校 第1期
第4回「革命の中の表現ー革命後の表現ー美術ーアベル・バロッソを迎えて」
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今日もインターネットのアクセスの自由な環境のないキューバにおいて、アーティストたちは美術をめぐる時代性について、どのように考えているのか。
第4回を迎えるセミナー「キューバ学校」は、現在キューバ現代美術界の第一線で国際的に活躍中のアーティスト、アベル・バロッソを迎え、キューバの美術の現状や、現代美術の状況からみえるキューバの位置付けなどについて、ご自身の作品もあわせて紹介しながらお話しいただきます。
また、特別ゲストのネルソン氏には、革命後の第一世代と言われる作家たちを代表して、当時と自分の作品について、お話ししていただく予定です。
案内人 | 太田昌国(民族問題研究家) |
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ゲスト | アベル・バロッソ(アーティスト) |
日時 | 2008年11/6 [木] 19:00~21:00 |
会場 | ヒルサイドバンケット(代官山 ヒルサイドテラスC棟) |
会費 | 1500円(ワンドリンク付き) |
主催 | キューバネットワーク/現代企画室 |
共催 | クラブヒルサイド |
お問い合せ | cuba_net@cyber.ocn.ne.jp TEL&FAX:03-3396-7116 |
予約 | ヒルサイドインフォメーション TEL: 03-5489-3705 メール予約: 氏名、連絡先、参加人数を明記の上、「5/11 キューバ学校参加希望」の件名でE-MAIL送信してください。 |
登壇者・講演者
アベル・バロッソ(アーティスト)
1971年、ピナール・デル・リオ(キューバ)生まれ。
キューバ国立芸術学院に学ぶ。木版画の技法を用いたインスタレーション作品の数々は、キューバ社会の現状をテーマに、グローバリゼーションや情報化社会のもたらした現代の抱える様々な問題を独特な視点から暗喩し、国際的に注目を浴びている。主な作品に「第三世界のインターネットカフェ」(第7回ハバナ・ビエンナーレ招待作品)、「冷戦は終わった! Let's enjoy the age of Globalization」などがある。
キューバ国内はもとより、海外ではカナダ、ドイツ、アメリカ、イギリスなどで個展を開催。今回で2度目の来日となる滞在中に、「YOMOYAMAEXHIBITION 2008」(四方山荘アーティスト・イン・レジデンスプログラム)、「アベル・バロッソ展」(ギャラリー プロモアルテ)を開催。
太田昌国
1943年釧路市生まれ。東京外語大でロシア文学・ロシア革命史を学んだ後、数年間にわたるラテンアメリカ地域放浪の旅を経て第三世界研究に従事する一方、現代企画室の編集者として人文書の企画・編集に関わる。著書『ゲバラを脱神話化する』『〈異世界・同時代乱反射〉『「国家と戦争」異説』『暴力批判論』『「拉致」異論』など多数。
関連シリーズ
キューバ学校 第1期
2008年末から09年初頭にかけて、キューバは革命50周年を迎えます。
カストロやゲバラなど、現代世界を語るうえで欠かせない人物も生み出したキューバ革命とは、
何だったのでしょうか。ビデオ上映、詩の朗読、絵画作品の展示、DJの案内によるキューバ音楽鑑賞など、
多面的なプログラムをお届けします。