読書会「人は本を読んで旅に出る」第2回
「宮本常一が歩いた日本」 ゲスト:佐野眞一(ノンフィクション作家)
- SEMINAR
- 募集終了
このイベントは終了しました
本は人を旅へと誘う。旅は人を本へと向かわせる。人は本を読んで空間を旅し、時間を旅する――。本を導き手に2年をかけて世界各所を旅する読書会の第2回のテーマは、「日本」。ゲストにノンフィクション作家・佐野眞一さんをお招きし、“旅する巨人”宮本常一の『忘れられた日本人』を読み解きます。
日時 | 2015年7月14日(火) 19:00-21:00 |
---|---|
会場 | クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F/東急東横線代官山駅より徒歩3分) |
定員 | 30名(要予約) |
会費 | 一般3,500円 クラブヒルサイド会員/学生2,500円(事前振込) ※スープ付 |
読書会テキスト | 宮本常一著『忘れられた日本人』 (岩波文庫ほか) 佐野眞一著『旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三』(文春文庫ほか) |
共催 | スティルウォーター |
協力 | 代官山 蔦屋書店 |
ゲスト
佐野眞一
1947年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家となる。97年、『旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三』で第28回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に『遠い「山びこ」無着成恭と教え子たちの四十年』『東電OL殺人事件』『だれが「本」を殺すのか』『甘粕正彦 乱心の曠野』(第31回講談社ノンフィクション賞)『ドキュメント昭和が終わった日』『上海時間旅行』『津波と原発』『沖縄戦いまだ終わらず』など多数。
イベント概要
本は人を旅へと誘う。旅は人を本へと向かわせる。人は本を読んで空間を旅し、時間を旅する――。本を導き手に2年をかけて世界各所を旅する読書会の第2回のテーマは、「日本」。ゲストにノンフィクション作家・佐野眞一さんをお招きし、“旅する巨人”宮本常一の『忘れられた日本人』を読み解きます。
瀬戸内海に浮かぶ周防大島に生まれ、日本列島をくまなく歩き、各地の民間伝承を克明に調査した民俗学者・宮本常一(1907-81)。『忘れられた日本人』は、辺境の地で黙々と生きてきた古老たちの存在を歴史の舞台に浮かび上がらせ、そのありようを生き生きと豊かに描いた名著です。この本を中学一年生の時に読み、衝撃を受けた佐野さんは、徹底的に歩くことの大切さを宮本常一から学び、その生き方に鼓舞されたと言います。日本の戦後、近代、現代を問うてきた佐野さんと共に、宮本常一の足跡を辿り、日本という国のありよう、旅することの意味を考えたいと思います。
瀬戸内海に浮かぶ周防大島に生まれ、日本列島をくまなく歩き、各地の民間伝承を克明に調査した民俗学者・宮本常一(1907-81)。『忘れられた日本人』は、辺境の地で黙々と生きてきた古老たちの存在を歴史の舞台に浮かび上がらせ、そのありようを生き生きと豊かに描いた名著です。この本を中学一年生の時に読み、衝撃を受けた佐野さんは、徹底的に歩くことの大切さを宮本常一から学び、その生き方に鼓舞されたと言います。日本の戦後、近代、現代を問うてきた佐野さんと共に、宮本常一の足跡を辿り、日本という国のありよう、旅することの意味を考えたいと思います。
関連シリーズ
読書会「人は本を読んで旅に出る」
本は人を旅へと誘う。旅は人を本へと向かわせる。人は本を読んで空間を旅し、時間を旅する。旅をテーマにした読書会がスタートします。
世界各地を巡る本と食のアンサンブルにご期待ください。
- 第1回 2015年6月24日(水)「旅とアメリカ文学」終了しました
- 第2回 2015年7月14日(火)「宮本常一が歩いた日本」終了しました
- 第3回 2015年9月25日(金)「武田百合子『犬が星見た』をめぐるロシアとウズベキスタンの旅」終了しました
- 第4回 2015年12月8日(火)「本が誘う秘境の旅」終了しました
- 第5回 2016年1月26日(火)「本とアートをみちしるべにパリをめぐる」終了しました
- 第6回 2016年3月18日(金)「須賀敦子が生きたイタリア」終了しました
- 第7回 2016年6月3日(金)「『地図集』とともにめぐる幻の香港」終了しました
- 第8回 2016年7月22日(金)「人はブラジルで(だけ)写真家になる!」終了しました
- 第9回 2016年10月4日(火)「仏像本を手に東南アジアを旅する」終了しました
- 第10回 2016年11月18日(金)「ヨーロッパとイスラムの間で~マンガで巡る中東の旅」終了しました
- 第11回 2016年12月22日(木)「南極探検の悲惨と栄光」終了しました