宇沢弘文を読む―社会的共通資本から現代の課題を考える
第15回「社会的共通資本から見る世界 ーー中国という「異質」な隣人」
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日本人でノーベル経済学賞に最も近づいたといわれる世界的経済学者・宇沢弘文(1928-2014)。今再びその人と思想への注目が高まっています。宇沢が提唱した「社会的共通資本」とは何なのかを考えるシリーズ。第15回はゲストに学習院大学経済学部経営学科教授の渡邉 真理子さんをお迎えいたします。
日時 | 2022年9月27日(火) 19 : 00- 20 : 30 |
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ゲスト | 渡邉 真理子(学習院大学経済学部経営学科教授) |
コーディネーター | 占部まり(宇沢国際学館代表取締役) |
会場 | オンライン+クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F/東急東横線代官山駅より徒歩3分) |
定員 | 来場参加 20名 オンライン参加 100名 |
会費 | 来場参加 一般2,000円・クラブヒルサイド会員/学生1,500円 オンライン参加 1,000円(見逃し配信10月3日まで) |
お申込方法 | <来場参加> 一般:下記Peatixよりチケットをご購入ください ※9月13日(火)13:00~販売開始 https://20220927chs.peatix.com/ クラブヒルサイド会員:予約受付はお電話にて承ります ※9月11日(日)13:00~先行予約受付開始 学生:予約受付はお電話にて承ります ※9月13日(火)13:00~販売開始 <オンライン参加>※販売中 下記Peatixよりチケットをお買い求めください https://20220927chs.peatix.com |
主催 | クラブヒルサイド、宇沢国際学館 |
問合せ | クラブヒルサイド事務局 TEL: 03-5489-1267 (平日11:00-21:00 土日祝11:00-19:00 月曜休) FAX: 03-5489-1269 E-MAIL : info@clubhillside.jp |
課題図書 | 『経済学の考え方』宇沢弘文 著(岩波新書) |
参考図書 | 『21世紀の中国 経済篇 国家資本主義の光と影』加藤弘之、渡邉真理子、大橋英夫 著 (朝日選書) |
登壇者・講演者
渡邉 真理子(わたなべ・まりこ)
学習院大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業後、アジア経済研究所入所。香港大学Mphi.取得、東京大学経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。1996年から1998年に香港に滞在していた時期、香港のすぐ北に位置する深センにファーウェイその他勃興しつつあった中国企業を多く訪問し、その本気度と活気に刺激される。この時期、四川省、遼寧省、上海、北京その他で段階的に展開されていた計画経済から市場経済への転換という壮大な実験についての調査を重ねて、制度、資本主義、共産主義、計画経済、政治と市場といったことについての問題意識を持つ。その後も体制改革のための調査と提言を進める中国の研究者との交流を続け、2006年から2008年にかけて北京大学光華管理学院に訪問学者として滞在している。
占部まり(うらべ・まり)
内科医。宇沢弘文の長女。2014年宇沢の死去に伴い宇沢国際学館の代表取締役に就任。父の構築した社会的共通資本などの理論をより多くの人々にと活動をしている。日本メメント・モリ協会代表理事。
イベント概要
日本人でノーベル経済学賞に最も近づいたといわれる世界的経済学者・宇沢弘文(1928-2014)。今再びその人と思想への注目が高まっています。宇沢が提唱した「社会的共通資本」とは何なのかを考えるシリーズ。第15回はゲストに学習院大学経済学部経営学科教授の渡邉 真理子さんをお迎えいたします。
宇沢理論は多くの国や地域で少しずつ注目が集まっています。中国でも『社会的共通資本』や『経済学の考え方』が出版されています。中国は、改革開放を経て、最近のデジタル・チャイナの興隆のニュースをみて、「資本主義成分」の高さはひろく知られるようになっていると思います。しかし、国家としては依然としてマルクス主義を標榜する社会主義国家です。20世紀からつづく社会主義国家が市場経済、資本主義と出会って、何が起きているのかをお話しいただきます。
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【来場参加のみなさまへ】
・体調に不安がある場合は、ご参加をお控えください。
・ご来場の際はマスクのご着用をお願いいたします。
・入口に消毒用のアルコールをご用意しておりますので来室の際にご利用ください。
・ドリンクの提供は中止しております。必要な場合は蓋つきのお飲み物をご持参ください。
宇沢理論は多くの国や地域で少しずつ注目が集まっています。中国でも『社会的共通資本』や『経済学の考え方』が出版されています。中国は、改革開放を経て、最近のデジタル・チャイナの興隆のニュースをみて、「資本主義成分」の高さはひろく知られるようになっていると思います。しかし、国家としては依然としてマルクス主義を標榜する社会主義国家です。20世紀からつづく社会主義国家が市場経済、資本主義と出会って、何が起きているのかをお話しいただきます。
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【来場参加のみなさまへ】
・体調に不安がある場合は、ご参加をお控えください。
・ご来場の際はマスクのご着用をお願いいたします。
・入口に消毒用のアルコールをご用意しておりますので来室の際にご利用ください。
・ドリンクの提供は中止しております。必要な場合は蓋つきのお飲み物をご持参ください。
関連シリーズ
宇沢弘文を読む―社会的共通資本から現代の課題を考える
日本人でノーベル経済学賞に最も近づいたといわれる世界的経済学者・宇沢弘文(1928-2014)。今再びその人と思想への注目が高まっています。
氏が提唱した「社会的共通資本」をヒントに、私たちが直面するさまざまな課題を各分野の第一線の専門家とともに考えるシリーズです。皆様のご参加をお待ちしております。
- 第1回 2020年 9月30日(水)「社会的共通資本としての都市」 槇文彦(建築家)×岡部明子(都市計画学者)終了しました
- 第2回 2020年10月27日(火)「資本主義と闘った男――いまなぜ<宇沢弘文>か」佐々木実(ジャーナリスト)終了しました
- 第3回 2020年11月24日(火)「生命誌から社会的共通資本を考える」中村桂子(生命誌研究者)終了しました
- 第4回 2021年 1月19日(火)「社会的共通資本としてのアート」北川フラム(アートディレクター)終了しました
- 第5回 2021年4月15日(木)「社会的共通資本としての医療ー在宅医療の現場から」佐々木淳(医師、医療法人社団悠翔会理事長)終了しました
- 第6回 2021年6月24日(木)「社会的共通資本としてのコミュニティとその記憶」 森まゆみ(作家、編集者)終了しました
- 第7回 2021年7月14日(水)「社会的共通資本としての金融」渋澤健(コモンズ投信会長)×朝倉陽保(丸の内キャピタル社長)終了しました
- 第8回 【新日程】2021年8月24日(火)「社会的共通資本としての自然~サンゴ礁を手がかりに」渡邊剛(喜界島サンゴ礁科学研究所理事長)終了しました
- 第9回 2021年10月19日(火)「社会的共通資本としての教育〜教育に投資しない国は存続し得るか」塩瀬隆之(京都大学総合博物館准教授)終了しました
- 第10回 2021年12月15日(水)「社会的共通資本に至る道 〜読書大全に見る先人たちの叡智」堀内勉(多摩大学社会的投資研究所教授)終了しました
- 第11回 2022年1月25日(火)「『欲望の資本主義』と社会的共通資本」丸山俊一(NHK『欲望の資本主義』プロデューサー)終了しました
- 第12回 2022年2月25日(金)「労働と物に宿るデザインの喜び」皆川明(minä perhonen創業者/デザイナー)終了しました
- 第13回 2022年5月13日(金)「学びの場を開くーー社会的共通資本としての教育」森田真生(独立研究者)終了しました
- 第14回 2022年6月17日(金)「社会的共通資本からみる世界 ~アフリカ・モザンビーク 20億人の未来銀行」合田 真(日本植物燃料代表取締役)終了しました
- 第15回 2022年9月27日(火)「社会的共通資本からみる世界ー中国という「異質」な隣人」 渡邉 真理子 (学習院大学経済学部経営学科教授)終了しました
- 第16 回 2022年11月29日(火)「社会的共通資本と里山資本主義」藻谷 浩介(地域エコノミスト)終了しました
- 第17回「良品計画の見る未来。社会的共通資本と公益人本主義経営」堂前宣夫(株式会社良品計画代表取締役社長)終了しました
- 第18回 2022年2月17日(金)第18回「企業の社会的責任とは〜社会的共通資本から考える理想と実践」一木典子(サントリーホールディングス株式会社CSR推進部 部長)終了しました
- 第19回2023年3月17日(金)「企業の社会的責任とは〜エネルギーから考える私たちの未来〜社会的共通資本とともに」古舘恒介(JX石油開発(株)国内CCS事業推進部長)終了しました
- 第20回2023年4月7日(金)「終わらない心から考える社会的共通資本」下西風澄(哲学者)終了しました
- 第21回2023年5月26日(金)「林業の歴史と未来~社会的共通資本から考える」速水 亨(速水林業代表)終了しました
- 第22回「こどもの未来になにができるか 〜こどもたちの貧困問題を社会的共通資本から考える」渡辺 由美子(認定NPO法人キッズドア理事長)終了しました
- 第23回 2023年9月19日(火)「共感から始まる経済~アダム・スミスを起点に」堂目 卓生 (経済学者)終了しました
- 第24回 2023年11月21日(火)「人口減少社会のデザインと社会的共通資本 ~科学と資本主義の未来~」広井 良典 (京都大学人と社会の未来研究院教授)終了しました
- 第25回 2024年1月13日(土)「『その日暮らし』から見える社会的共通資本~インフォーマル経済から考えるコモンズ」小川 さやか(立命館大学 先端総合学術研究科 教授)終了しました
- 第26回 2024年3月5日(火)「資本主義を使いこなす為に~インフルエンサーが創る社会的共通資本」清水 大吾(みずほ証券 投資銀行部門 サステナビリティ推進部 サステナビリティ・エバンジェリスト)終了しました
- 第27回 2024年5月10日(金)「ウィーンフィルの哲学から考えるコモンズ運営」渋谷ゆう子(株式会社ノモス代表取締役・音楽プロデューサー)終了しました
- 【特別編】第28回 2024年7月7日(日)「歩くことから感じる社会的共通資本 『キワ地』を生きる ―湧水から歩く東京―」松田法子(京都府立大学大学院生命環境科学研究科准教授)終了しました
- 第29回「インフォーマル・パブリック・ライフからみえるゆたかな社会」飯田美樹(カフェ文化、パブリック・ライフ研究家 リュミエール 代表)終了しました