遠山正道の“おいしい教室”
~お弁当から食文化が見える
- SERIES
食べるスープの専門店の「スープストックトーキョー」を主宰する遠山正道が、
今度は、「お弁当」を切り口に、食に縁のある多彩なゲストを迎えて、
「おいしいって何?」を考えるスクールを開講します。
会場 | ヒルサイドテラス アネックスA ほか |
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定員 | 通期講習(全7回通して出席):20名 個別講習:各10名 |
受講料 | 通期講習(全7回通して出席):42,000円(クラブヒルサイド会員・学生 35,000円) |
時間 | セミナー2時間・懇親会1時間 |
応募締切 | 通期講習:受付終了しました。 個別講習:各回の締切日 |
スケジュール
第1回 2012年6月16日(土) 10:30-終了しました
「色と白」 ゲスト:野村友里(フードディレクター)
第1回のテーマは「色と白」。
ゲストにフードディレクターの野村友里さんをお迎えします。
第2回 2012年7月28日(土) 10:30-終了しました
「美しい弁当」 ゲスト:キギ (植原亮輔・渡邉良重)
第2回のテーマは「美しい弁当」。
ゲストにキギの植原亮輔さん、渡邉良重さんのお二人をお迎えします。
第3回 2012年8月18日(土) 10:30-終了しました
「HOUSE」 ゲスト:皆川明 (minä perhonenデザイナー)
第3回のテーマは「HOUSE」。
ゲストにminä perhonenデザイナーの皆川明さんをお迎えします。
第4回 2012年9月8日(土) 10:30-終了しました
「フランス人に食べさせたい弁当」 ゲスト:松嶋啓介 (シェフ)
第4回のテーマは「フランス人に食べさせたい弁当」。
シェフの松嶋啓介さんをゲストにお迎えします。
第5回 2012年10月6日(土) 15:00-終了しました
「サプライズ!」 ゲスト:小山薫堂 (放送作家・脚本家)
第5回のテーマは「サプライズ!」。
放送作家・脚本家の小山薫堂さんをゲストにお迎えします。
第7回 2012年12月15日(土) 10:30-終了しました
「陰と陽」 ゲスト:佐藤卓 (グラフィックデザイナー)
第7回の最終回は、グラフィックデザイナーの佐藤卓さんをお迎えし、
「陰と陽」というテーマで行います。
登壇者・講演者
遠山正道 プロフィール
1962年東京都出身。株式会社スマイルズ代表取締役社長。慶應義塾大学卒業後、1985年三菱商事(株)に入社。1997年に日本ケンタッキー・フライド・チキン(株)に出向後、スープ専門店「Soup Stock Tokyo」第1号店を開店。2000年に三菱 商事初となる社内ベンチャー企業(株)スマイルズを設立し、代表取締役社長になる。2008年MBOにより株式を100%取得。現在51店舗を運営。2006年より、ネクタイ専門店「giraffe(ジラフ)」をヒルサイドテラス内に出店。2009年、リサイクルの新しいかたちを提案するショップ「PASS THE BATON(パス ザ バトン)」を開始、代表取締役社長をつとめ、現在、表参道、丸の内に店舗を持つ。コンランショップのパッケージデザインやイデーの家具デザインなどを手がけ、ニューヨーク、赤坂、青山で個展を開催するなどアーティストとしても活躍。美術館を身近に感じてもらう新たな試みである「オープン ミュージアム プロジェクト」のメンバーとしても活動している。
野村友里 プロフィール
フードクリエイティブチームeatripを主宰。ケータリングフードの演出や料理教室、雑誌での連載やラジオ出演、食をテーマとした映画「eatrip」などを通し、食が持つ可能性を伝えている。昨年には、Chez Panisseのシェフと共に、「生産者」「料理人」「アーティスト」「消費者」をつなぐ参加型の食とアートの体験イベントも開催。
http://babajiji.com
キギ プロフィール
植原は北海道生。渡邉は山口県生。共にDRAFT CO.,LTD.を経て、’12年㈱キギを設立。二人はPASS THE BATONのアートディレクション、D-BROSのプロダクト、作品制作等で共同制作を多く手掛ける。’03年に二人が手掛けたD-BROSのビニール製のフラワーベース「hope forever blossoming」は、世界の主要ミュージアムショップ等で現在11作目が販売されている。他、ファッションブランド、シアタープロダクツのグラフィック(植原)、内田也哉子氏との共著「BROACH」(渡邉)などがある。
皆川明 プロフィール
1967年生まれ。1995年にファッションブランド「minä(2003年よりminä perhonen)を設立。オリジナルデザインの生地による服作りを進め、国内外の生産地と連携して素材や技術の開発に注力、テキスタイルメーカーにもデザインを提供する。近年は生活雑貨や、青森県立美術館、東京スカイツリー®のユニフォームも手がける。2009年にはオランダにてデザイン展、2010年東京・青山のスパイラルガーデンにてミナペルホネン展覧会「進行中」が開催された。
松嶋啓介 プロフィール
20歳で渡仏。各地で修行を重ねた後、ニースに「Restaurant Kei’s Passion」をオープン。2006年、レストランガイドブック「ミシュラン’06年版」で日本人シェフとしては最年少で一つ星を獲得。同年、店名を「KEISUKE MATSUSHIMA」に改め、拡大オープン。以降これまで7年連続星を維持。2009年春には東京・神宮前に新店舗「Restaurant-I」(レストラン アイ)をオープン。同店も2年連続一つ星を獲得。シュバリエの文化勲章を授与される。
小山薫堂 プロフィール
1964年生まれ。放送作家・脚本家。日大芸術学部放送学科在籍中に放送作家としての活動を開始。「料理の鉄人」「トリセツ」は国際エミー賞に入賞。初の映画脚本となる2008年公開「おくりびと」で複数受賞、国内外で高い評価を受けた。エッセイ連載、小説、絵本翻訳など、幅広い執筆活動、作詞も手がける。熊本県地域プロジェクトアドバイザー、東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科長同大教授など活躍の分野は多岐に亘る。
辻義一 プロフィール
京都府生まれ。㈱辻留代表取締役、辻留料理塾長、大阪青山短期大学講師、儀礼文化学会理事。昭和22年立命館中学卒。北大路魯山人に師事、昭和32年辻留常務、平成2年に代表取締役に就任。著書に「辻留の日本料理入門」「辻留料理塾」「辻留茶懐石炉風編」。
佐藤卓 プロフィール
1981年東京藝術大学大学院終了、株式会社電通を経て、1984年佐藤卓デザイン事務所設立。「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」などの商品デザイン、美術館や博物館のシンボルマークを手がける。また、21_21 DESIGN SIGHTのディレクター、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」のアートディレクター・「デザインのあ」の総合指導を務めるなど、多岐にわたって活動。
シリーズ概要
今度は、「お弁当」を切り口に、食に縁のある多彩なゲストを迎えて、
「おいしいって何?」を考えるスクールを開講します。
普段何気なく食べたり目にする「お弁当」を改めて見直してみると、
「お弁当」の向こうに今まで気付かなかった
実に多くの情景に気づくことができるはずです。
受講生は、毎回、テーマに沿った手作りのお弁当を持参していただきます。
そのお弁当をみんなで味わい講評しながら、
日本人なら誰もが自分の内に持っているお弁当の記憶を見つめ直し、
遠山正道とゲストと共に“おいしい”を探していきます。
ある時は日本の伝統的な“おいしい”あるときは視覚と“おいしい”、
ある時は世界の食文化と“おいしい”・・・etcを
個性あふれるゲストと体感する、知的で楽しい時間です。