読書会「少女は本を読んで大人になる」 石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』 ゲスト:竹下景子(女優)
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人は本を読んで未知の世界を知る――新しい経験への扉を開く、かつて読んだ本、読みそこなってしまった本、いつかは読みたい本。少女が大人になる過程で読んでほしい古典的名作を、多彩なゲストと共に読むシリーズ。今回は石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』を取り上げます。
出演 | 竹下景子(女優) |
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日時 | 2013年9月13日(金) 19:00-21:00 |
会場 | クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F) |
定員 | 30名 |
会費 | 一般3,500円 クラブヒルサイド会員/学生2,500円(事前振込)※ミニサンドウィッチ、紅茶付 |
共催 | スティルウォーター |
プロフィール
竹下景子
1953 年名古屋市生まれ。東京女子大学卒業。NHK「中学生群像」出演を経て、1973 年NHK 銀河テレビ小説「波の塔」で本格的デビュー。映画「男はつらいよ」のマドンナ役を3 度務める。第17 回日本アカデミー賞優秀助演女優賞、第42回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。テレビ・映画・舞台への出演の他、「愛・地球博」日本館総館長、「世界の子どもにワクチンを日本委員会」ワクチン大使、国連WFP協会 親善大使、 C・C・C 富良野自然塾でのインストラクターなど幅広く活動している。
イベント概要
公害の原点といわれる水俣病が発見されたのは高度経済成長が始まった1956 年。水俣で生まれ育った石牟礼道子さんは、不知火海に排出された汚染物質が自然や人間を破壊し尽くしてゆく悲劇を、患者さんに寄り添いながら、傑出した文学作品に結晶させました。極限の状況で人間とは何かを深く問いかける、戦後日本文学を代表するこの一冊への思いを、水俣病の問題に長く心を寄せてこられた竹下景子さんに語っていただきます。また、「誰よりも自分自身に語り聞かせる、浄瑠璃のごときもの」として石牟礼さんが書かれた魂の言葉を、阪神淡路大震災以来、被災者とつながる朗読を営々と続けてこられた竹下さんに朗読していただきます。
男性も歓迎です。
取り上げる本:石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』(講談社文庫ほか)
男性も歓迎です。
取り上げる本:石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』(講談社文庫ほか)
関連シリーズ
読書会「少女は本を読んで大人になる」2013年‐2014年
人は本を読んで未知の世界を知る。自我の芽生え、愛するということ、女が仕事をもつこと、社会の不条理….。新しい経験への扉を開く、かつて読んだ本、読みそこなってしまった本、いつかは読みたい本。少女が大人になる過程で読んでほしい世界・日本の古典的名作を、多彩なゲストと共に読んでいきます。男性も歓迎です。
- 第1回 2013年5月29日(水)アンネ・フランク『アンネの日記』 終了しました
- 第2回 2013年7月1日(月) エーヴ・キュリー『キュリー夫人伝』終了しました
- 第3回 2013年9月13日(金)石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』 終了しました
- 第4回 2013年10月18日(金) 林芙美子『放浪記』終了しました
- 第5回 2013年11月8日(金)フランソワーズ・サガン『悲しみよこんにちは』終了しました
- 第6回 2013年12月6日(金)高村光太郎『智恵子抄』終了しました
- 第7回 2014年2月28日(金) 伊丹十三『女たちよ!』終了しました
- 第8回 2014年3月21日(金) 尾崎翠『第七官界彷徨』終了しました
- 第9回 2014年4月30日(水)エミリー・ブロンテ『嵐が丘』終了しました
- 第10回 2014年5月28日(水) ルーシー・モード・モンゴメリ『赤毛のアン』終了しました
イベントレポート
読書会「少女は本を読んで大人になる」、今回はゲストに女優の竹下景子さんをお招きし、石牟礼道子著『苦海浄土』を読んでいきました。苦海浄土の朗読もしてくださり、水俣病の問題に長く心を寄せてこられた竹下さんのお人柄に心を打たれました。
今回のサンドウィッチは、水俣の特産のみかんにヒントを得て、愛媛の有機みかんのマーマレードと無塩バター、バジルペーストとスモークしたプロセスチーズのホットサンドでした。