『赤毛のアン』は、カナダ、プリンスエドワード島の作家ルーシー・モード・モンゴメリが1908年に発表した長編小説です。モンゴメリはこの小説を書くにあたって「男の子と間違えて女の子を引き取った夫婦の話」を新聞記事で読み、着想を得たそうです。孤児院で育ったアン・シャーリーが引き取られた後に自然豊かなプリンスエドワード島でのびのびと成長する様子と、続編の小説ではアンの女性としての成長が描かれています。シェイクスピアや、聖書の句などが多く引用されているのも楽しさのひとつです。感性豊かで快活な森本千絵さんが少女の頃、アンに出会いどんな風に読んだのか、共に読み返すことで感じて頂ければと思います。

取り上げる本：ルーシー・モード・モンゴメリ『赤毛のアン』（新潮文庫他）

※ゲストの森本千絵さん 体調不良（手術後に医師の安静指示あり）につき
2014年1月24日より5月28日に延期となりました。