読書会「少女は本を読んで大人になる」 エミリー・ブロンテ『嵐が丘』 ゲスト:鴻巣友季子(翻訳家)
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人は本を読んで未知の世界を知る――新しい経験への扉を開く、かつて読んだ本、読みそこなってしまった本、いつかは読みたい本。少女が大人になる過程で読んでほしい古典的名作を、多彩なゲストと共に読むシリーズ、今回はエミリー・ブロンテの『嵐が丘』を取り上げます。
サマセット・モームが「世界10大小説」のひとつに選び、世界の名監督たちが幾度となく映画化してきた古典的名作『嵐が丘』(1847年)。イギリス・ヨークシャーの荒涼とした<嵐が丘>を舞台とした、孤児・ヒースクリフとキャサリンをめぐる、壮絶な愛と復讐の物語は、150年以上を経てなお、世界中の読者の心をとらえ、多くの作家やクリエイターにとって創造の源泉であり続けています。時代と共に新しさを増す、この小説のとてつもない魅力とは何なのか――。本作の新訳を手掛け、文芸評論家としてもご活躍されている鴻巣友季子さんにたっぷりとお話しいただきます。
取り上げる本:エミリー・ブロンテ『嵐が丘』(新潮文庫他)
サマセット・モームが「世界10大小説」のひとつに選び、世界の名監督たちが幾度となく映画化してきた古典的名作『嵐が丘』(1847年)。イギリス・ヨークシャーの荒涼とした<嵐が丘>を舞台とした、孤児・ヒースクリフとキャサリンをめぐる、壮絶な愛と復讐の物語は、150年以上を経てなお、世界中の読者の心をとらえ、多くの作家やクリエイターにとって創造の源泉であり続けています。時代と共に新しさを増す、この小説のとてつもない魅力とは何なのか――。本作の新訳を手掛け、文芸評論家としてもご活躍されている鴻巣友季子さんにたっぷりとお話しいただきます。
取り上げる本:エミリー・ブロンテ『嵐が丘』(新潮文庫他)
出演 | 鴻巣友季子(翻訳家) |
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日時 | 2014年4月30日(水) 19:00-21:00 |
会場 | クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F) |
定員 | 30名 |
会費 | 一般3,500円 クラブヒルサイド会員/学生2,500円(事前振込) ※ミニサンドウィッチ、紅茶付 |
メール予約 | 氏名、連絡先、参加人数を明記の上、「2/28読書会参加希望」の件名でE-MAILを送信してください。折り返し、予約確認メールをお送りいたします。(要予約) |
持ち物 | 取り上げる本、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』(新潮文庫他)、筆記用具 *本の持参は必須ではありません。 |
共催 | スティルウォーター |
協力 | 代官山蔦屋書店 |
登壇者・講演者
鴻巣友季子
東京生まれ。翻訳家・エッセイスト・文芸評論家。お茶の水女子大学大学院在籍中の1987年より翻訳を始める。2000年にノーベル文学賞作家J.M.クッツェーの『恥辱』を訳し、2003年には『嵐が丘』を新訳。他の訳書に。トマス・H・クック『緋色の記憶』、マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』など多数。著書に『明治大正翻訳ワンダーランド』、『全身翻訳家』、『孕むことば』、『カーヴの隅の本棚』、『熟成する物語たち』、『翻訳教室』など。現在は『風と共に去りぬ』の翻訳に取り組んでいる。
関連シリーズ
読書会「少女は本を読んで大人になる」2013年‐2014年
人は本を読んで未知の世界を知る。自我の芽生え、愛するということ、女が仕事をもつこと、社会の不条理….。新しい経験への扉を開く、かつて読んだ本、読みそこなってしまった本、いつかは読みたい本。少女が大人になる過程で読んでほしい世界・日本の古典的名作を、多彩なゲストと共に読んでいきます。男性も歓迎です。
- 第1回 2013年5月29日(水)アンネ・フランク『アンネの日記』 終了しました
- 第2回 2013年7月1日(月) エーヴ・キュリー『キュリー夫人伝』終了しました
- 第3回 2013年9月13日(金)石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』 終了しました
- 第4回 2013年10月18日(金) 林芙美子『放浪記』終了しました
- 第5回 2013年11月8日(金)フランソワーズ・サガン『悲しみよこんにちは』終了しました
- 第6回 2013年12月6日(金)高村光太郎『智恵子抄』終了しました
- 第7回 2014年2月28日(金) 伊丹十三『女たちよ!』終了しました
- 第8回 2014年3月21日(金) 尾崎翠『第七官界彷徨』終了しました
- 第9回 2014年4月30日(水)エミリー・ブロンテ『嵐が丘』終了しました
- 第10回 2014年5月28日(水) ルーシー・モード・モンゴメリ『赤毛のアン』終了しました
イベントレポート



読書会「少女は本を読んで大人になる」。今回はテーマ本である『嵐が丘』を新訳された鴻巣友季子さんをゲストにお迎えし、これまでの読書体験や翻訳家の仕事についてなど幅広くお話しいただきました。また、『嵐が丘』の新しい読み方を提示していただき貴重な体験となりました。
小説の舞台であるヨークシャー地方からイメージしたソーセージのサンドウィッチ。